無料メルマガ 「今日の危ない人気馬！」 2010/12/14バックナンバー

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「革命！新馬塾」塾長の丸の内龍太郎です。
いつもご愛読ありがとうございます！

今世代の新馬戦も
既に後半に差しかかっていますが、
美浦トレセンにおける”粉飾”は、
厩舎を問わず、非常に目立ってきましたね。

伝統的に、栗東よりも美浦の方が
粉飾傾向は強かったものの、
時代はついにここまで来たか・・・という印象です。

もはやパドックを見ずして、
新馬戦の馬券には手を出せない
ご時世になってしまいました。

それでも、
新馬戦のレース検討における基礎となるのは、
今もやはり、調教時計の地道な分析作業。

しかし今夏以降、
各調教コースの路盤改修により、
以前とは時計の出方が急激に変わったのを
ご存じない方は多いと思います。

拙著「馬券会計学」110ページ、
「馬券会計学 実践バイブル」32ページで
ご紹介した当時の標準時計は、
さすがにもう陳腐化してしまいました。

メインコースだけとはなりますが、
現在の各調教コースの標準時計を
ここに改めてご紹介したいと思います。

私が日々体感している、
新馬を勝てるぐらいの”目安”です。

・栗東坂路
４Ｆ52秒　上がり12秒8

・栗東ＣＷ
５Ｆ65秒5　上がり12秒8

・栗東ポリトラック
５Ｆ63秒5　上がり12秒0

・美浦坂路
４Ｆ51秒3　上がり12秒3

・美浦Ｗ
５Ｆ67秒5　上がり13秒3

・美浦ポリトラック
５Ｆ65秒　上がり12秒5


もちろん、当然ながら
各厩舎の仕上げパターンは
一切考慮していませんので、
これらの数字の上っ面だけを
安易に鵜呑みにはしないでください。

たとえば、藤沢厩舎が１つも新馬戦を勝てない
ダメ厩舎になってしまいますので・・・^^;

コースが替われば、
標準時計はこれほど違うのだということを、
感じていただければそれで十分です。

ちなみに、明日のＷコース（特に美浦）は、
今日の降雨の影響によって、
いつも以上に時計がかかりそうです。

上記時計は、良馬場が前提ですので、
併せてご注意ください。

それでは先週の結果回顧にまいりましょう！


＜「今日の危ない人気馬！」結果報告＞

　☆阪神11R☆　14番　ダンスファンタジア
　　　結果　2人気　9着

牡馬Ｇ１戦線でも大活躍した
母ダンスインザムードの初子で、
デビューからの２戦はともに「持ったまま」で
着差以上の楽勝を続けてきた同馬。

武豊＆藤沢厩舎のゴールデンコンビで、
無敗のまま臨んできた今回は、
レーヴディソールとの馬連オッズが
なんと「2.6倍」という、
とてつもない一本被りに推されました。

新馬塾の直前情報では、
「好馬体だが、時折覗かせる気性の若さに加え、
非力感と歩様の硬さも相変わらず」
とお伝えしましたが、
パドックでの同馬の雰囲気・歩様は、
これまで２戦と、あまり変わり映えせず。

返し馬は、意外に折り合ってスムーズだったものの、
輪乗りの時点ではもうかなりイレ込んでおり、
レースでも、出遅れた上に、
終始大きく外を回って掛かり通し。

運よくスローペースになった分、
９着と大負けはしませんでしたが、
フットワークはいつも通り、硬くて推進力に欠け、
案の定、追ってからの味はありませんでした。

それより今回気になったのは、
「落ち着いていて２歳にしては大人びた馬」
「センスがとてもいい」
などと、メディアでは戦前から連日、
気性の良さ（？）が報じられていた同馬。

デビュー戦、赤松賞のパドックから既に、
気性の若さは再三覗かせていましたし、
レースでもスピードの勝ち過ぎた面が目立っていただけに、
これらのメディアの報道内容は、
あまりに理解に苦しむものでした。

また、武豊Ｊの”リップサービス”も、
上っ面だけが大きく報じられ、
「豊大絶賛」といった煽りのオンパレード。

「馬連2.6倍」というオッズは、
大半の競馬ファンがダンスファンタジア絡みの
馬券を買ってしまった何よりの証拠。

こういったメディアに踊らされた
ライトな競馬ファン達が、
報道内容と実際の走りとの
あまりの落差に愕然とし、
競馬に対する興味を失わないかが心配です。

来週は、一年で最も競馬界が盛り上がる
有馬記念ウィーク。

「ブエナビスタ生涯最高の出来」
「年度代表馬当確」
といった大げさな見出しが、
またも踊ってしまわないことを
願うばかりです。

話はちょっとそれてしまいましたが、
これから桜花賞路線で戦うためには、
心身の成長がまだまだ物足りない
今のダンスファンタジア。

好馬体で素質は間違いなく秘めているものの、
元々が人気先行タイプで、
走法から、距離適性も
マイルすらギリギリと感じられるだけに、
一息入れての気性と馬体の成長度に、
まずは注目したいところです。

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先週の「革命！新馬塾」は、
単勝6.1倍◎ボウシュウローズを狙い撃った
土曜阪神３Ｒで、回収率447%。

単勝8.7倍◎アユミチャンが快勝した
日曜中山１Ｒでは、
裏目狙いの馬単21.0倍を一本釣り。

上記ダンスファンタジアを堂々の”無印”で
勝負に挑んだ阪神ＪＦでも、
大幅馬体減だった○アヴェンチュラの
不安をさらに指摘できる幸運に恵まれ、、
３連複的中の回収率920%大爆発で、
５戦３勝の締めとなりました。


レース見解はもちろん今週も、
下記ページで全て公開しております。
↓
http://bit.ly/dcOiuk

危ない人気馬の見極め方、
人気薄素質馬ガラリ一変の狙い方など、
みなさんの馬券戦略に
役立てていただけると光栄です。


６月から始まった今年の２歳戦回収率は
先週終了時点で153.7%。

そして今年も、
年間トータルでのプラス収支達成が
おかげさまで確実となりました。


２年連続の阪神ＪＦ＆朝日杯ＦＳ連破に向けて、
残るは今週末の朝日杯ＦＳ！

自信の危ない人気馬が２頭もおり、
阪神ＪＦよりも波乱の可能性が
格段に高いレースとなりました。

中山マイルという
トリッキーな舞台を考えると、
重要になってくるのは、
枠順と、レース振りの特徴。

当塾が過去の朝日杯で
激走をお届けしてきた、
　2009年の▲ダイワバーバリアン （5番人気3着）
　2007年の○ゴスホークケン （3番人気1着）
　2006年の○ローレルゲレイロ （7番人気2着)
これらの馬にも共通の特徴がありました。

狙い甲斐のある穴馬が
例年以上に揃った、今年の朝日杯ＦＳ。

まずは明日の最終追い切り、
そして、最大の焦点である「確定枠順」を見届け、
当日は渾身の最終見解をお届けいたします。

今週末から｢革命！新馬塾｣の
２歳戦予想をご体感されたい方は、
17日（金）お昼頃までにお申し込みください。
↓
http://www.shinba.biz/


朝日杯ＦＳの危ない人気馬も、
２頭のうちいずれかを
なんとかメルマガでご紹介できるよう頑張ります。

それではまた週末にお会いしましょう！

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☆発行者☆　　「革命！新馬塾」塾長　丸の内龍太郎

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そして競馬新書の歴代ベストセラーへの到達、応援ありがとうございました！

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