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2024/3/16 中京11R ファルコンS 予想配信メール
◎ 1 ロジリオン
○ 3 サトミノキラリ
▲ 6 オーキッドロマンス
△ 4 クリスアーサー
△ 5 シュトラウス
△ 9 ソンシ
△ 15 ダノンマッキンリー

消えた馬: 2,7,8,10,14,16

・買い目の目安
3連複1-3流し- 6 4 5 9 15(各10%)
1-6流し- 4 5 9(各10%) 15(5%)
1-4流し- 5 9 15(各5%)

短距離路線で好成績を挙げてきた
将来性豊かな素質馬が揃い、
「1400m版NHKマイルC」とでも言うべき
かつてない好取組が実現した今年のファルコンS。

それでも、人気に推される上がり馬△9や11は
まだ強敵相手に揉まれていない経験値の乏しさが懸念され、
致命的な気性難が露出してきた人気△5ともども
オッズほどの信頼度は皆無。

まだ完成途上だった昨夏から重い印を打ち続け
いよいよ1400mのスペシャリストとして
覚醒してきた◎1を軸に据え、
ヒモ穴勢には敢えて手広く網を張り
波乱決着を待ち構えたい。

◎1の前走は、先々を見据えた余裕残しの調教内容で
14kg増だった当日の馬体にも太めが残っており、
開幕初日の超高速馬場で先行断然有利の状況だった中、
出遅れて中団馬群のインに包まれる
試練にまで襲われた不遇の一戦。
スローペースに我慢してしっかりと脚を溜め、
外へ持ち出してからいつも通り豪快に伸びて
勝ち切ってしまった実力は、
8番人気を苦もなく覆した
京王杯2歳Sのパフォーマンスともども
今日の面々に混じっても断然上位。
まるで昨秋からここを目標に据えていたかのように
「左回り1400m」に拘って実戦を重ねてきた強みは大きく、
勝負時を迎えた今回は調教のギアも一段と上げて
今週美浦Wで64.4-11.3秒馬なりの猛時計をマーク。
まだ改善していない出遅れ癖も
これから緩さの解消とともに
自然と治ってくるものであり、
既に差す競馬が板に付いている安定感、
馬場のいい内目を通れる最内枠のアドバンテージも含めて
馬券の中心馬として最も信頼できる1頭。

○3の前走・朝日杯FSは、
2連勝してきた勢いそのままに
パドックから好気配と軽快な歩様が目立ち、
レースでも後方馬群のインに潜り込んで
センス良く脚を溜め切る好内容。
本馬にとって明らかに長過ぎるマイルの距離と
一気の相手強化を克服し、
インを突き抜けようかという見せ場まで作って
ジャンタルマンタルから0.4秒差に食い下がった中身は濃い。
あれだけ馬が良くなって内容まで伴ってくれば
ここでもむしろ大威張りできる存在であり、
3カ月の休養効果で抜群の好時計を連発し
得意の1400mにも戻れる今回は
重賞制覇のビッグチャンス。
手綱が戻った横山武Jも自ら追い切りを付けて
引き続き相性の良さを証明しているだけに、
あとはパドックでの好状態を確かめるのみ。

▲6の前走は、同じく「左回り芝1400m」だった京王杯に続いて
高速馬場で前残りの決着に恵まれたとは言え、
交わされそうで交わさせない
類まれな勝負根性としぶとさは相変わらず。
まだ緩さが残る奥手なパワータイプだけに、
未完成の状態でもあれだけのパフォーマンスを続けてきた
底力と伸びしろはむしろ驚異的であり、
先行できる強みとこれまでにない中間の好調教を生かせば
またまた人気薄を覆す一発があっていい。

△4の前走は、スタートで躓いたところで
57kgの酷量を背負っていた河原田Jの焦りが
手に取るように分かり、
その後も折り合いを欠いたり強引な進路取りをしたりと
目も覆うような騎乗ぶり。
本命視した見解内で詳述した通り
勝てるだけのポテンシャルと実績は
十二分に有していただけに、
ハナ差で取りこぼした福島2歳Sに続く手痛い敗戦となれば、
鞍上降板→幸Jへの乗り替わりもやむなし。
強烈だった前走の相手関係やこれまで積み重ねてきた実績、
そして完全に軌道に乗ってきたパワフルボディは
ここでも互角に戦えるレベル。
折り合いさえ付けば
1400mへの距離延長自体にも問題はなく、
あとは幸Jらしくソツなく馬を導ければ
自ずと結果は付いてくる。

△5の前走・朝日杯FSは
大外枠からスタートで大出遅れを喫しただけでも事件だったが、
直後から行きたがる馬に手綱を持って行かれてしまい
一気に先頭にまで躍り出てしまった“豪快”な騎乗ぶりは
まるでデビューしたての新人ジョッキーさながら。
かなりのハイラップで飛ばしていただけに
直線の坂で一気に脚色を失った結果も当然であり、
本馬1頭だけ図抜けていたパドックでの好状態が
勝ち馬から“0.8秒しか負けなかった”要因と言える。
流れに乗って気分良く走りさえすれば
長過ぎる1800mの重賞すら勝ててしまうように、
ここでも性能の違い自体は歴然としており、
いよいよ1400mへと距離を詰めて
いかに道中折り合えるかが
唯一にして最大のテーマ。
癖馬を手懐ける術に長けたベテラン北村宏Jが
レーンJ・ルメールJ・モレイラJですら苦労した本馬を
いかに乗りこなすか、今から興味は尽きない。

△9を送り込む中内田厩舎は
“デビュー戦連敗記録”を今日も「14」へと更新したように、
かつて圧倒的な強さを誇った新馬戦を捨ててでも
これまで築いてきた早期仕上げスタイルを変革している真っ最中。
米オカラトレーニングセールで
昨春に10.0秒もの猛時計をマークした本馬も
ありふれた単調な早熟スピードタイプに陥らないよう
盟友・川田Jと二人三脚でじっくりと育てており、
前走でデビュー3戦目にして
最高のパドック状態と
ベストパフォーマンスを示せた意義は大きい。
ただ、これまで戦ってきた楽な相手関係を思えば、
G1並みの強力メンバーが揃ったここは試練の一戦。
米トレーニングセール出身馬の根幹に流れる単調さは
そう簡単に覆せるものではないだけに、
更なるバージョンアップを図っている
中内田厩舎の底力が見もの。

△15の前2走は、気性難を考慮した“軽め調教”が
却って折り合い難と中身不足を呼び込んでしまう結果となり、
天下のルメールJですら全く馬を御せない現状は致命的。
しかしながら、これまでの見解内で詳述してきた通り
潜在能力だけならG1でも勝てるレベルにあり、
いよいよもう失うものがなくなった今回は
ハードに攻めて好時計を並べてきた調教過程に一縷の望み。
先の日曜中京5Rアスクカムオンモアで大失態を演じて
騎乗停止処分を食らってしまった北村友Jにとっても
厩舎への大きな借りを返さざるを得ない状況であり、
敢えてその当事者を乗せてきたバクチが
どういう結果を産み出すかを
冷静な眼差しで見守りたいところ。

人気11は、同時期の姉ナムラクレアとは比べ物にならないほど
まだまだ緩さと重苦しさが残る奥手なパワータイプであり、
前2走の楽な相手関係や良化途上の風貌を見れば
上記の強力メンバーに混じると全く通用しないレベル。
連勝の勢いと血統背景だけで
これほどまでの過剰人気を背負ってくれた事に感謝して
バッサリ無印とさせて頂くのみ。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

1は数字上こそ変わらないものの、実が入って一段とパワーアップした好馬体。時折小足を踏むファイティングポーズもいつも通り。あとは流れに乗れれば。
3は8kg増で理想的な成長を遂げており、素軽さと活気もあってここでも目に付く好状態。
6は昨秋の緩さや重苦しさがすっかり解消して完全に本格化。馬体も何ら見劣らない。先行力が生きる展開なら。
4はパワフルな好馬体が引き締まり、力強い歩様もキープ。あとはいつもよりテンションが高い点が折り合い面にどう作用するか。
5は程よく気持ちが乗って好気配をキープしており、馬体もここでは断然上位。とにかく折り合いだけ。
9は見栄えのする好馬体を絞り込み、活気と素軽さも兼ね備えた好状態。相手強化に耐えられれば。
15は攻め強化でも好馬体をキープしており、適度に落ち着きがあって雰囲気も前2走以上。あとは北村友Jの乗り方一つ。
人気の11はまだまだ完成途上でここでは根本的に見劣るが、素軽さと活気を増してコンディションは着実に上昇中。
1を中心に穴馬勢の躍動を待ちたい。
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2024/3/16 中山1R 予想配信メール
◎ 16 ホークレア
○ 4 フェレザ
▲ 6 ソリッドエビデンス
△ 5 オオゾラヒバリ
△ 11 イーストオブエデン
△ 9 マリノルージュ

消えた馬: 1,3,8,10,12,13,14,15

・買い目の目安
3連複16流し- 4 6 5 11 9(各10%)

冬休みから充電を終えて復帰してきた実力馬や
まだキャリアの浅い素質馬が揃い、
低調なレースばかりだった直近のダート短距離戦線とは
明らかに雰囲気が異なるハイレベル未勝利戦が実現。

「単勝51.1倍」だった前走で
後続を5馬身ちぎってきたお馴染み△5とて
安穏と出来ないメンバー構成だけに、
ハイペース必至の消耗戦を念頭に
ヒモの狙いを研ぎ澄ませていきたいところ。

◎16は、昨年配布の「厳選馬リスト」に掲載したように、
税抜1950万円にまで競り上がった
5月のHBAトレーニングセール時から
馬体・動き・雰囲気の良さが傑出しており、
半年のリフレッシュを挟んで
じっくり再調整されてきた甲斐あって、
初戦のパドックにも当時を彷彿とさせる
好仕上がり・好気配で登場。
典型的な「ダート短距離馬」にもかかわらず
合わない「芝マイル戦」でデビューを飾り、
自らハナを切る正攻法で
不利な大外16番枠から
2着惜敗に持ち込んだ辺りは
モノの違いとしか言いようがない。
満を持して“適条件”に臨んだ前走では
番手に控える形でもセンス良く立ち回り、
冬の良馬場にして1.12.1、上がり3F37.9秒の好時計をマークし
後続を大きく突き放す、想定通りの変わり身を披露。
2カ月のリフレッシュを挟んで
更に調教の素軽さを増してきた今回は
天下のルメールJまで配する必勝態勢で臨んできただけに、
当舞台において有利な大外枠と
前走時よりスピードが生かせる稍重馬場まで考慮すれば、
馬券の軸馬として全く逆らいようのない存在。

○4は、まだ10番人気だった初戦時から動向を追い続けている、
好馬体・好気配と鋭い末脚を誇る素質馬。
大外から突き抜けんばかりの脚勢で
グイグイ伸びてきた前々走では、
長過ぎるマイルの距離が響いて
勝ち切れなかっただけに、
1200mに距離を詰めて
即座に地力上位を証明した前走の内容なら、
もはや未勝利卒業は時間の問題と言える。
その前走は、連戦の疲れが溜まって
馬体ギリギリ、歩様が頼りなかった点も見逃せず、
出遅れ、不向きな展開、
初めての右回りで内にモタれるロスまで克服して
3着に追い込んできた収穫は絶大。
あれから3カ月のリフレッシュ期間を得られた今回は
坂路中心だったこれまでとは打って変わって
コース追いに切り替えてきた点も心強く、
“粉飾”を得意とする伊藤大厩舎らしい鋭い調教内容が
パドック気配の良化に直結してくるようなら、
楽しみな初ブリンカー着用と望外の人気薄も含めて
上記◎16との“2頭軸”まで視野に入ってくる。

▲6は、新開厩舎の初戦らしい無気力仕上げで
全く競馬にならなかった初戦から3カ月のリフレッシュを挟み、
前走はようやく“まともな調教”を積んで好馬体が引き締まり、
気配・歩様もピリッとして
見違えるような好状態でパドックに登場。
雨上がりの超高速馬場で前が止まらず、
出遅れたりフワフワしたり直線で前が詰まったりと
散々な不完全燃焼だったことを思えば、
他とはまるで違う脚色で
3着に0.2秒差まで迫れた内容は濃密。
元々前向きな気性でスピードも秘めているだけに、
ひと叩きされた今回は
ダッシュや行きっぷりから変わってくるはずであり、
ハイペース必至で“ヒモ差し”が嵌りそうな状況も追い風。
この厩舎の地味な存在感に引きずられた
単勝万馬券という超人気薄も有難く、
当レースの波乱決着には欠かせないピースとなる。

△5の前走は、単勝51.1倍もの人気薄ながら
◎印を進呈したように、
新人・長浜Jのデビュー戦というマイナス点を
補って余りあるほど魅力に満ち溢れていたビッグチャンス。
まさに絶好調を印象付けたパドック・返し馬の雰囲気そのままに
サッと好位のインに付けて流れに乗れた収穫も大きく、
進路取りを誤って前が壁になったロス、
直線で内にモタれて満足に追えなかったハンデも考慮すれば、
後続を5馬身ちぎり捨てて
勝ち馬に0.2秒差まで肉薄した内容は勝利に値する。
しかしながら、あれだけ抜群の好状態でも勝ち切れずに
重い十字架を背負う羽目となった今回は
調教師にもジョッキーにも大きなプレッシャーがのしかかり、
功を焦ったか、僅か中1週での続戦にも疑問。
馬場が乾いてきた今日は前走時ほど脚抜きが良くなく、
相手関係自体もかなり厳しくなっただけに、
肝心の人気的妙味まで薄れてしまったところで
もはや“重い印”を打つ理由は皆無と言っていい。

△11は、経験馬相手に不利な初出走だが、
入厩当初からモノの違いを印象付ける好時計を楽々連発しており、
かなり重かった今週の坂路で50.4-12.8秒馬なりと
古馬オープン達を差し置いて
ダントツの1番時計までマーク。
今世代の新馬戦では22頭のうち
実に半数の11頭をもいきなり馬券に絡めてきた
菊沢厩舎の安定した仕上げ手腕も見逃せず、
モーリス×クッカーニャという筋の通ったノーザン血統、
推定480kgのパワフルボディまで考慮すれば、
いきなり勝ち負けを演じられても文句は言えない。

△9の前走は、久々の実戦で
パシュファイヤー着用でも更にテンションが上がってしまい、
レースでも出遅れたり砂を被って頭を上げたりと散々な内容。
前が壁になっても怯まず盛り返してきた勝負根性と
不向きな展開を克服した地力の高さは流石と言えるものの、
気性難と不器用さが一向に解消してこない現状では
差す競馬に徹して展開利を待つしかない。

人気7は、好馬体と楽に先行できるスピードこそあるものの、
芝・ダート云々よりも、気性難が既に致命的なレベル。
5カ月の休養程度であれだけ山積していた課題が解消するはずもなく、
ハイペース必至の厳しい相手関係も含めて
リスクとオッズが全くもって見合わない存在。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

16は特に大きな変わり身こそないものの、好仕上がり・好気配で初戦から能力を全開できる状態。あとは相手関係と展開だけ。
4はやや頼りなさが残るものの、気配・歩様とも一息入れて着実に復調。
6はまだ非力な現状だが馬体は何ら見劣らず、気配・歩様もピリッとして更に上向き。
5はやや硬さがあるものの、前走時の活気と好馬体をキープして引き続き好状態。
11はやや硬さがあるものの、牝馬らしからぬパワフルボディはここでも断然上位。気性的にも初戦から走れていい。
9はイレ込んでいた前走時より集中力をグンと増し、好馬体と素軽い歩様もキープ。ハイペースで上がりが掛かれば。
人気の7は10kg増で好馬体が成長してきた点は何よりだが、気性面の怪しさは相変わらず。ダートも決して歓迎ではない。
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2024/3/16 中山11R フラワーC 予想配信メール
◎ 4 テリオスサラ
○ 10 ラビットアイ
▲ 11 テリオスルル
△ 5 ミアネーロ
△ 2 カンティアーモ

消えた馬: 1,12

・買い目の目安
3連複4流し- 10 11 5 2(各10%)

馬連4流し- 10 11 5 2(各10%)

心身ともに頼りないノーザンF産の良血馬が集って
見るからに荒れ模様のメンバー構成となっただけに、
中山芝1800mらしい前残りの決着をイメージしつつ
馬券の方も思い切った狙いへと舵を切りたい一戦。

重賞に挑戦した前2走で貴重な経験を積み
1800mへの距離延長、
相手関係の大幅弱化と
好条件が整った◎4の一発に期待し、
人気薄○10・▲11による大駆けまで目論みたい。

◎4は、ハイレベルだった前走・クイーンCですら
ヒモ穴として狙ったように、
弱小メンバーが揃った今日の組み合わせに混じると
そもそも実力的に突出した存在。
課題だった緩さがレースを重ねつつ徐々に解消し
“しぶとい先行タイプ”として脚質も安定し始めており、
未勝利勝ちした中山1800mへと舞台が好転するここは
重賞制覇のビッグチャンスと言える。
好状態だった前走時の流れを汲み
この中間も素軽い調教を連発できているだけに、
あとはパドックでの好調キープを確かめるのみ。

○10は、まだ太かった昨秋のパワフルボディがようやく引き締まり、
前2走で気配・歩様ともども目覚ましい良化を遂げており、
重賞並みの強力メンバーが揃っていた前走における
好センスとしぶといレース内容なら、
ここでは難なく上位争いを演じられるレベル。
休み明けをひと叩きされた今回は
調教でもこれまでない素軽さを披露しているだけに、
先行力&しぶとさが生きる中山1800mの舞台と
マジシャン横山典Jの手腕も含めて
黙って狙い撃つしかない存在。

▲11の前走は、珍しく出遅れたにもかかわらず
馬が行きたがって好位に取り付いてしまい、
中途半端な位置取りでタメを利かせられないまま
雨降り馬場にノメったり、馬体をぶつけられたりと
最後まで競馬にならなかった参考外の一戦。
それでも、紅一点の立場で大逃げを打った東スポ杯に続く、
好位から1.1秒差に粘った阪神JFでの実績は、
今日の頼りない面々に混じると大きなセールスポイント。
前走時の調教内容やパドック状態を見ても
全く出来落ちはなく、
待望の良馬場で楽に先行策も叶いそうなここは
格好の穴馬として君臨する。

△5の前走は、パドックから初戦時よりかなりテンションが高く
レースでもテンに気を遣ってダッシュが付かず、
ルメールJも勝負に出られないまま
リズム重視でジッとせざるを得ない展開。
確かに、直線で前が詰まらなければ
勝てていた可能性はあるものの、
この血統らしい心身の頼りなさをまだまだ引きずる現状では、
トリッキーな中山1800mのスローペース戦で
重賞メンバーに伍するのは時期尚早と言える。
相変わらず派手に動いている調教内容が
パドック気配の成長に繋がってくるかどうかを
まずは慎重に見極めたい。

△2の前走・デイリー杯は
“無印”とした見解内で詳述した通り、
様々に恵まれ過ぎた初戦時の内容から
まだまだ重賞レベルには遠く及ばない存在。
メンバー的にも内容的にも1勝クラス級の凡戦となった中、
後方から若さを覗かせ続けて
入着にすら至らなかった事実は重い。
休み明けを大の得意とする
木村厩舎&ノーザンFタッグだけに
まずはパドックで4か月間の成長ぶりを見極めたいところだが、
見るからに合わない中山1800mの舞台も含めて
今日のところはルメールJの手腕だけが頼みと言える。

人気6の前走は、前崩れの展開に恵まれて
出会い頭のカウンターパンチが偶然当たったような
フロック勝ちだっただけに、
重賞で相手関係が大幅強化する今回は
幼過ぎる気性面や硬いフットワークが
再びクローズアップされるところ。
コーナー4つのトリッキーな設定で
ペースが落ち着きやすい中山1800mの舞台も
脚質的に何ら歓迎ではないタイプ。
相変わらず過剰な人気と上記リスクを天秤に掛ければ、
今日は敢えて軽視する方に断然妙味。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

4は集中した好気配と素軽い歩様をキープしており、完成度が高まってきた好馬体もここでは明らかに上位。
10は好馬体が一段と研ぎ澄まされ、活気と素軽さもあって目下絶好調。上手く先行したい。
11は良化を遂げた前走時の好状態をキープしており、何ら陰りはなし。良馬場で気分良く先行できれば。
5は一息入れた割に馬体を減らして頼りないが、活気と素軽さがあって体調自体は良好。あとは自分自身との戦い。
2は14kg増で理想的な成長を遂げており、素軽さと集中力も増して見違えるような好状態。
人気の6は相変わらずテンションが高く、馬体・歩様ともども進境が感じられない。
4を中心に10・11の一角崩し狙いで。
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2024/3/17 中京4R 予想配信メール
◎ 4 ジャズ
○ 14 ピックアチェリー
▲ 3 ミスズサンダスノー
△ 11 クーリッジテソーロ
△ 12 チビノシエラザード
△ 7 ロビンバローズ

消えた馬: 1,2,6,8,9,10,13

・買い目の目安
3連複4-14流し- 3 11 12 7(各15%)
3-4流し- 11 12 7(各10%)
4-11流し- 12 7(各5%)

冬場に一息入れていた実力馬が
充電を終えて続々と復帰し始め、
有力どころが限られている割に
オッズの方もかなり割れた
魅惑の16頭フルゲート戦。

まだ緩さが残っていたデビュー2戦でも
能力の片鱗を随所に覗かせていた
好馬体◎4の休養効果とガラリ一変に期待し、
さらなるヒモ荒れ決着まで目論みたい。

◎4の前走は、
「インを通る先行馬」しか上位に絡まなかった
京都開幕初日の超特殊バイアス下において
大外17番枠を引いてしまった時点で終了。
まだ緩さが残る未完成の状態だっただけに
勝負を度外視した後方待機策も責められず、
しぶとく9着まで詰めてきただけでも
十分過ぎる結果と言える。
母カンタービレと父ルーラーシップから譲り受けた
見栄えのする好馬体と伸びやかなフットワークは
今の未勝利レベルでは群を抜いており、
これから緩さと重苦しさが解消してくれば
どんどん出世を遂げていける奥手タイプ。
競馬を覚えさせるミッションに
ひたすら専念した前2走でも、
ハナを主張できるぐらいの
スタートダッシュと行きっぷりを披露した点は見逃せず、
2カ月半の休養を挟んで
ようやく調教の負荷も強めることができた今回は
高速中京のパンパン良馬場に舞台を移して
いよいよ勝負の頃合い。
“大敗”直後とあって
いい感じの人気薄もありがたく、
ここは馬券の中心に据えて大いに期待したい。

○14は、早期に決して無理をさせない和田郎厩舎らしく
ここまで軽め調教に徹してきた中でも、
前向きな気性と潜在スピードだけを生かして
4戦とも強敵相手に善戦を続けており、
手薄になった今日の面々に混じれば
黙って大本命に据えるべき実力の持ち主。
3カ月の休養を経て
抽選除外で更に2週延びた今回は、
調教でこれまでにない負荷を掛けて
好時計を連発しているだけに、
あとは馬体・テンションを維持して
中京のパドックに辿り着くことさえ叶えば、
上記◎4との“2頭軸”が視野に入ってくる。

▲3の前走は、小柄・非力な本馬にとって
あまりに酷な雨降り道悪馬場に見舞われ、
好位追走から差し馬有利のハイペースに
巻き込まれた事まで考慮すれば、
勝ったサロニコスよりも遥かに中身の濃い3着。
完成度の高いコンパクトな好馬体と
ここまで3戦連続での好内容は、
もはやいつ未勝利を卒業してもいいレベル。
高速決着がもたらされる
今の中京の馬場傾向にもマッチしているだけに、
前走時の好状態さえキープできていれば
本馬もまた上記2頭に匹敵する軸馬候補と言える。

△11の前走は、好仕上がり・好気配で
激走を果たしてしまった初戦時の疲れが残っていた上に、
本質的に長過ぎるマイルの距離で
終始折り合いを欠いて
タメを利かせられない負けパターン。
不得手な渋った馬場に加えて
強い勝ち馬を追いかけてしまった展開面も堪えており、
次から次へと敗因が重なった
15着惨敗には目を瞑っていい。
楽しみな短距離路線への転向が
なかなか叶わない現状ではあるが、
持ち前のスピードが全開できる
中京のパンパン良馬場自体は
本馬にとって最高の舞台。
2カ月のリフレッシュを挟んだ今回は
肝心のコンディションもしっかり戻してくるはずであり、
2着惜敗を演じた前走時のパフォーマンスさえ再現できれば
「15着」からのカムバックが現実味を帯びてくる。

△12の前走は、調教段階から全く負荷を掛けられず、
頼りない歩様やのんびりしたパドック気配からも
狙える要素が何ら見当たらなかった一戦。
中団馬群からセンス良く立ち回り、
手応え以上のしぶとさを発揮して
上記△11を0.2秒差まで追い詰めたパフォーマンスは、
“あの状態”だっただけに殊更価値が高い。
奥手ながら筋の通った社台ファーム産の血統馬とあって
馬体・フットワークの良さはここでも決して引けを取らず、
3カ月の休養効果で覚醒してくるようなら
単勝万馬券の低評価を覆す大駆けを果たしても何ら驚きはない。

△7の前走は、モッサリ気配だった初戦をひと叩きされて
気配・歩様にグンと素軽さを増しており、
体型・走法から長過ぎる1800mの距離で
今日以上に相手関係が揃っていた点も考慮すれば
自ら勝ちに行ってあわや3着の見せ場を作れた内容は濃密。
直線で前が壁になって手綱を引っ張った初戦時も
怯まずに最後まで食い下がったように
芝の実戦に行って味がある堅実タイプ。
非力さを補える中京の高速馬場も望むところであり、
望外の人気薄となれば
ヒモの1頭にはしっかり加えておきたい。

人気の10は、派手な追い切りを好む音無厩舎としては
ジョッキー騎乗でビシビシ追われている割に
平凡過ぎる時計ばかりが並んでおり、
推定530kgという巨体イメージそのままの鈍重な奥手タイプ。
セレクトセール9200万円の金子ブランド馬という看板だけで
これほどまでの過剰人気となれば、
喜んで無印とさせていただくのみ。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

4はようやく太めと緩さが解消し、気性も前向きになって着実に覚醒。あとは小細工なしに先行希望。
14は攻め強化と除外続きでギリギリの体つきになってしまったが、元々ピリピリした初戦向きのタイプ。歩様も素軽く引き続き堅実に走れる。
3は8kg絞ってギリギリの体つきだが、素軽さと活気があり引き続き好調そのもの。
11は寸の詰まった短距離体型で今回も立ち回りが難しいものの、一息入れて持ち直し好状態。
12は一息入れて気性が覚醒しており、これから頼りなさが解消してくればもっと走れる。まずはメドを立てたい。
7は小柄・非力でも素軽さと活気があり、前走に続いて好状態。良馬場なら更に。
人気の10は数字通りに緩さと重苦しさがあり良化途上。芝マイルで初戦から走れそうな雰囲気は皆無。
4を中心に妙味を追求したい。
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2024/3/17 中京9R フローラルウォーク賞 予想配信メール
◎ 10 エポックヴィーナス
○ 7 ドリーミングアップ
▲ 2 モアニ
△ 5 ブエナオンダ
△ 3 タガノデュード
△ 4 サロニコス

消えた馬: 1,8,9

・買い目の目安
3連複7-10流し- 2 5 3 4(各10%)
2-10流し- 5 3 4(各10%)

馬連10流し- 7 2 5(各10%)

多方面から興味深い面々が集って
僅か10頭立てながら
大混戦ムードが醸成されており、
買い目を絞って
組み合わせの妙を追求したい一戦。

パンパンの高速馬場下における
スローペースの瞬発力勝負を想定すれば、
“非ノーザントリオ”◎10・○7・▲2の魅力と
人気を集める△3・△4の危うさが
自ずとクローズアップされてくるところ。

14番人気ながら狙い撃ったチューリップ賞で
完全に脚を余した◎10を中心に据え、
3連複・馬連の両獲りにチャレンジしたい。

◎10の前走・チューリップ賞は、
14番人気でも▲印を進呈したように
レース経験を重ねながら劇的な覚醒を遂げており、
未勝利戦での勝ちっぷりやパドック状態を見れば
既に重賞でも一発を狙えるレベル。
チューリップ賞のパドックでも頗る出来が良く、
先団直後の絶好位に潜り込んで
持ったままの手応えで直線を迎えられただけに、
そこから2度も前が詰まって
3着に0.2秒だけ及ばなかった結果は無念。
それでも、あれだけ馬が良くなってくれば
もはや1勝クラスでは確勝級の立場であり、
今回は中1週での疲れだけが焦点。
小柄な瞬発力型とあって
中京の高速馬場にも何ら不安はなく、
まだまだ半信半疑のオッズにとどまっているここは
黙って中心に据えるのみ。

○7の前走は、一頓挫明けで2カ月ぶりの実戦でも
パドックでのイレコミは相変わらずだったが、
レースに行けば、スローペースの前残り決着を物ともせず
3走前の未勝利戦勝ちを彷彿とさせる豪快な末脚を披露。
前々走のように勝利を意識した“好位付け”は
本馬の気性や適性にそぐわない愚策であり、
わざと出遅れるぐらいの思い切った後方待機作戦がベスト。
大の得意とする「左回り良馬場1600m」の舞台と
そんな戦法が似合う藤岡佑Jのキャスティングも興味深く、
前売り6番人気を覆す再度の大駆けが楽しみ。

▲2は、9番人気ながら狙い撃った前々走を
ターニングポイントとして
馬体・気配・歩様ともグンと良化を遂げており、
鮮やかな脚質転換まで果たし
前走ではこれまでにない強烈なパフォーマンスを披露。
この中間は調教でも一段と鋭さを増し、
ラスト11.1秒で古馬3勝クラスに追走先着した先々週に続いて
今週の不良Wでも上がり4F52.1-37.3.11.6秒と
これまでにない好時計を馬なりのままマーク。
下記4サロニコスに冷や汗をかかせた
中京マイルの良馬場もベストの舞台だけに、
ついに本格化を遂げた今後の快進撃が見もの。

△5は、金子オーナー期待のセレクトセール1億円ホースだけに
陣営もクラシックを意識して
無理な“背伸び”を続けてきたものの、
前向き過ぎる気性、寸の詰まった体型や血統背景など、
そもそもいずれの観点から見ても
スケールの小さなマイラータイプ。
若駒S、きさらぎ賞と成績以上の完敗が続き
ようやく“適条件”へと矛先を変えてくれた今回は
ノーザンF勢の中で最も期待できる存在。
調教でも徐々に素軽さを増してきただけに
あとはパドックでの好状態を願うばかり。

△3の前走は、○印を打った見解内で詳述した通り
好条件がズラリと揃ったビッグチャンスだっただけに、
スローペースで瞬発力勝負を求められた途端に
脆さを露呈した結果には失望。
時計・上がりを要するタフな決着が似合うパワータイプとあって、
高速馬場で頭数も落ち着いてしまった今回は
最悪のシチュエーションと言え、
引き続き人気も背負う今回は
もはやリスクとオッズが何ら見合わない存在。
使い込まれて既に8戦ものキャリアを重ね
これ以上の上積みも見込めないだけに
まずはパドックの出来を慎重に見極めたい。

△4は、初戦時から小柄な馬体が仕上がり切っており、
その後も見る見るうちに使い減りしながら
ジリ脚と単調さを露呈し続け、
前走で4戦目にしてようやく未勝利を脱出。
ムルザバエフJが機転を利かせた中団待機策、
時計・上がりを要する雨降り道悪馬場、
先行勢がバッタリ止まる外差し決着と
あまりに恵まれ過ぎた一戦だっただけに、
昇級した上に、パンパンの高速馬場で
再び諸々の弱点と向き合わざるを得ない今回は
“ヒモの1頭”程度の扱いが精一杯。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

10は中1週でやや硬さがあるものの、本馬の爆発力の源である活気には引き続き溢れており、自己条件なら問題なく好勝負可能。
7は好馬体と素軽さをキープしている一方で、前走時より集中力を増した好状態。あとは末脚勝負に徹して一発を狙うのみ。
2はひと叩きされて前走時より集中しており、好馬体が研ぎ澄まされて素軽さも更に増し、デビュー以来一番の好状態。
5は相変わらずスケールが小さいものの、活気と素軽さがあり、マイルへの距離短縮で自己条件なら即上位争い可能。
3は前走時より気配・歩様とも頼りなく、さすがに上積みは見込めない状態。時計・上がりの速い決着への対応がカギ。
4はせっかく増やした馬体をまた減らしてしまい、完歩の小さな歩様も含めて頼りなさが明白。センスの良さだけが頼み。
10を中心に7・2の一角崩し狙いで。
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2024/3/17 中山11R スプリングS(ボーナスレース) 予想配信メール
◎ 2 ルカランフィースト
○ 9 コスモブッドレア
▲ 6 ペッレグリーニ
△ 7 アレグロブリランテ
△ 4 シックスペンス
△ 3 ウォーターリヒト

消えた馬: 10

・買い目の目安
3連複2流し- 9 6 7 4 3(各10%)

この先の皐月賞を睨むには
あまりに小粒なメンバー構成となった反面、
単勝オッズ一桁台が
10頭中7頭を占めるように
空前の大混戦ムードとなっており、
馬券的は十分のボーナスチャンス。

歩様が硬く、気配も冴えなかった
前走・京成杯で1番人気を裏切り
あっという間に化けの皮が剥がれた1は
中間のトレセン映像や調教内容から
更に出来を落としている印象が強く、
1400mがベストで激しい気性がネックである5も
超低レベル戦だった「前走の不利」が
過度にクローズアップされている
典型的な危ない人気馬。

元々緩くて奥手なパワータイプである1番人気△4にしても
大舞台からどんどん遠ざかる昨今の国枝厩舎を象徴するように、
重苦しい中間のトレセン気配や調教内容を見れば
クラシックレベルには程遠く、
トリッキーな中山1800mコースで
不器用さ・ジリっぽさも改めてクローズアップされるここは
天下のルメールJをもってしても
勝ち負けにまで持ち込むのは至難の業。

10番人気ながら狙い撃った前走・きさらぎ賞で
殊勲のハナ惜敗を演じたお馴染み△3もまた
時計・上がりを要するタフな決着が必須条件となる
不器用な追い込み脚質だけに、
全く適性に合わない
コーナー4つ中山1800mの高速馬場では
もはやリスクとオッズが全く見合わない存在。

馬券の方は、良馬場に転じれば
よりスピード・切れ味が生かせる
素質上位◎2に白羽の矢を立て、
先行の利がある伏兵陣○9・▲6・△7の大駆けに
更なる波乱への期待を託したい。

◎2の前走は、土砂降り下の不良馬場で
ハイペースの外差し決着が嵌ったとは言え、
非力でフットワークが綺麗な本馬にとっては
最悪としか言いようがないレース条件。
アウェーの雰囲気に呑まれ
インで揉まれ込んで全くハミを取らなかった
前々走・京都2歳Sの轍を踏むことなく、
馬上でリズムを整えつつ辛抱強く追走し、
直線で内にモタれて苦しがりながらも
しっかり勝ち切れた収穫は絶大。
パドックでの好状態そのままに
好スタートから番手に付けて
スローペースにピタリと折り合い、
東京の高速馬場の瞬発力勝負を
センス良く抜け出してきた
初戦時こそが本来の姿であり、
久々に馬場コンディションに恵まれた今回は
重賞ながら相手関係も手薄なビッグチャンス。
連続騎乗が叶った横山武Jも
今回はもう少し“勝負”を意識できるはずであり、
一段と素軽さを増した調教内容に
望外の人気薄まで含め、
馬券の中心馬に最も相応しい存在。

○9の前走・京成杯は、
10番人気ながら▲印で狙い撃ったように
戦前から好走条件が整った勝負レースだった上に、
当日のパドック状態や返し馬も絶品。
しぶとさと雑草魂を身上とするビッグレッド軍団らしい
果敢な先行策で終始スムーズに立ち回り、
0.1秒差の惜敗を演じた内容は
フロックでも何でもない地力上位の証。
今日よりも強いメンバー相手に
あれだけの競馬をしたにもかかわらず
まだ1勝クラスという現状は
気の毒としか言いようがなく、
権利獲りを至上命題に掲げる今回は
これまでにないハード調教を課して
絶好調を印象付ける豪快な動きを披露。
今日の顔ぶれと中間の濃密な調教を念頭に置けば
陣営は大逃げも辞さない覚悟を固めていると思われ、
そんな思い切った競馬が似合う石川裕Jの継続騎乗も含めて
興味の尽きない一戦と言える。

▲6は、調教でまるで動かない実戦タイプにもかかわらず、
いざレースに行けば前向きかつセンス溢れる内容で
堅実無比なパフォーマンスを続けている、変わり種。
連勝してきた前2走のパフォーマンスなら
今日の手薄な面々を相手にするには十分な実績と言え、
先行力が映える中山コースもむしろ大歓迎の舞台。
中間は本馬らしからぬ“好時計”を3週連発してきたように
体調面にも抜かりはなさそうで、
ノーザンF産馬にしては地味過ぎる存在感を
再度覆すサプライズが楽しみ。

△7の前走は、3カ月の休養効果で
22kg増量を果たした体つきと雰囲気が
まるで別馬のように生まれ変わっており、
ハイペースで激しく競り込まれながら
先行勢で唯一馬券圏内に残ったレース内容も、強いの一言。
前走がグシャグシャの不良馬場だっただけに
良馬場で重賞挑戦となる今回は
改めて真価を問われる一戦となるものの、
これまでにない好時計を連発している調教内容を見れば
前走をきっかけに“更なる覚醒”を遂げた可能性も十分。
こちらもノーザンF産馬にしてはあまりに地味な存在で
馬券的妙味に溢れているだけに、
まずはパドックでの更なる良化ぶりに要注目。
直前予想メール(パドック確認後に配信)

2は気配・歩様ともに一段と素軽さを増し、まさに絶好調の風情。バランスが取れた好馬体も目に付く。
9は前走に続いて好馬体とドッシリした佇まいに大物感があり、勝負調教が当日状態に上手く反映された印象。
6は前走時に続いて好気配・好馬体が目に付き、ここでも何ら見劣らない存在感。
7は覚醒を遂げた前走から歩様・気配・馬体とも更に良化しており、この出来なら上位争いも可能。
4は緩さと重苦しさが徐々に解消して着実に良化を辿っているものの、重賞レベルで伍するにはもう少し素軽さが欲しい。
3は実の詰まった好馬体と力強い歩様が引き続き目に付くものの、前2走から比べれば緩やかに下降線。
人気の1は前走より集中して馬体も絞ってきたが、硬めの歩様と野暮ったい雰囲気は相変わらず。
人気の5はいつもより集中している点こそ心強いが、心身の短距離志向は相変わらず。
2・9・6・7を中心に波乱決着を待ち構えたい。
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