最新提供予想サンプル
- 2023/5/20 新潟3R | 新潟7R | 東京2R (ボーナスレース)
- 2023/5/21 東京1R | 東京11R オークス
2023/5/20 新潟3R 予想配信メール
※ 同レースの見解は、塾生専用ページのみでの公開となります。

2023/5/20 新潟7R 予想配信メール
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2023/5/20 東京2R (ボーナスレース) 予想配信メール
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2023/5/21 東京1R 予想配信メール
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2023/5/21 東京11R オークス 予想配信メール
◎ 12 ハーパー
○ 5 リバティアイランド
▲ 1 ラヴェル
△ 13 ドゥーラ
△ 17 シンリョクカ
△ 18 イングランドアイズ
△ 10 ソーダズリング
△ 16 ドゥアイズ
消えた馬: 2,3,4,8,9,11
・買い目の目安
3連複5-12流し- 1 13(各20%) 17 18 10 16(各15%)
良血馬が次々と消えゆく王者ノーザンF勢の頼りなさと
2歳夏からひたすら繰り返されてきた凡戦が相まって
低調なまま推移してきた今年の牝馬クラシック戦線は、
先の桜花賞で絶対女王リバティアイランド降臨という
大団円をひと先ず迎えられたものの、
例年オークスへの重要ステップとなる
忘れな草賞やフローラSからも
序列を覆せるほどの存在はついに現れず、
桜花賞組を中心とする“見飽きた勢力図”が
変わらないまま2冠目へ。
それでも、「インを通る先行馬」が断然有利だった
桜花賞当日の特異な高速馬場と
これに振り回された各陣営の悲喜こもごもは
絶対に見逃してはならないファクター。
馬場バイアスに助けられて
惰性で粘り込めたスピードタイプと
後方から展開不向きで脚を余した組を
いかに篩に掛けられるかが、
今年の桜花賞を分析する上での
最大の焦点となる。
例年全ての馬が未知の2400mを走らされ
落ち着いた気性とスムーズな折り合いが結果に直結する
過酷なオークスの舞台は、
近年の馬場の高速化傾向も相まって
差し馬天国を築き上げており、
今年も「直線で最後まで脚を伸ばせる馬」を
いかに見つけ出せるかがテーマ。
桜花賞でため息が出るほど強かった
絶対女王○5リバティアイランドには一目置くとしても、
早くからこのオークスを目標に
着々と地力を強化してきた◎12ハーパーなら
長距離に強い友道厩舎とルメールJの手腕も含めて
逆転にまで期待できる存在。
馬場・展開に恵まれた桜花賞でむしろ限界を露呈した
9コナコーストや14ペリファーニアといった
典型的なスピード型マイラーはバッサリ軽視し、
大混戦ムードが漂うヒモは敢えて手広く構え
人気薄差し馬勢の一発を待ち構えたいところ。
◎12ハーパーの前走・桜花賞は、
目標を先のオークスに定めた2カ月ぶりの実戦で
調教内容にお釣りを残しており、
奥手なステイヤータイプで
完成度自体もまだ低過ぎた本馬にとって試練の一戦。
持ち前の好センスを生かして
中団からスムーズにレースを運び、
4角を逆手前で回って反応が鈍かった中でも
しぶとく4着にまで伸びてきた内容は、
これまでなく良く見せたパドック状態ともども
秘めたる素質がようやく開花してきた証と言える。
長距離G1を得意とする友道厩舎らしく
終い重点を丹念に乗り込まれてきた今回は、
ひと叩きされて迎える目標の大一番とあって
反応もフットワークも明らかに前走以上。
手前変換やコーナリングは
左回りの方が断然スムーズであり、
デビュー戦から2000mの距離を選択したように
2400mへの距離延長も望むところ。
完成途上の身でクイーンCを勝ち切ったポテンシャル、
サッと好位に取り付けるダッシュ力と
馬群の中で難なく折り合える好センス、
馬体を併せてからの勝負強さと闘争心、
息の長いしぶとい末脚に加えて
この舞台に強いルメールJの手腕も心強く、
後方から追走するであろう大本命○5に
何らかの不利やアクシデントがあるようなら、
逆転戴冠を飾る目も十二分にある。
○5リバティアイランドの前走・桜花賞は、
休み明け初戦を大の得意とする中内田厩舎らしく
「これで負けたら仕方ない」と書かざるを得ない
抜群の好状態でパドックに登場。
内枠からダッシュが付かず
道中も珍しくフワフワと集中力を欠く苦しい展開だったが、
インを通る先行勢が断然有利だった特殊馬場を物ともせず
“大外を回って”“後方から”追い込んできた内容は
衝撃的としか言いようがない強さ。
これまでの見解内で詳述してきたように
こちらもまた奥手なドゥラメンテ産駒であり、
未完成で本調子にもなかったアルテミスS・阪神JFを経て
ようやく「女王」の名に相応しい中身が伴いつつある状況。
前向きなマイラータイプの育て方が上手すぎて
これまで長距離G1を苦手としてきた中内田厩舎にとっても、
他の追随を許さないトップステーブルに今後登り詰めるためには
是が非でも結果を出したいオークスの舞台。
これまでの経験と反省を生かし
敢えて終い重点の調教に終始してきた陣営の一工夫が、
盟友・川田Jの継続騎乗とともにどう結実するか、
前途洋々の同厩舎の行く末を占う意味でも
見逃せないチャレンジとなる。
▲1ラヴェルの前走・桜花賞は、
先に触れた特殊な馬場バイアス下において
大外枠から出遅れた時点で早々と終戦。
割り切って目標を先に切り替え、
厩舎所属の坂井瑠Jも
後方から急かさずにジックリと脚を溜めてくれており、
直線で前が壁になって脚を余す不利があった中でも
2着コナコーストを0.7秒差にまで詰めてきた内容は
「11着」という成績の字面よりも遥かに濃密。
4カ月ぶりをひと叩きされたこの中間は、
百戦錬磨の矢作厩舎らしく調教の負荷を強めて
絶好調だったアルテミスS時を思い起こさせる
動きと雰囲気をすっかり取り戻しており、
大外枠に泣かされ続けた前3走とは一転、
ロスなく立ち回れる最内の絶好枠にまで恵まれたビッグチャンス。
大外一気の凄まじいパフォーマンスで
上記リバティアイランドに唯一土を付けた東京コースは、
極上の瞬発力を存分に生かせるベストの舞台。
折り合いに不安がない好センスの持ち主で
2400mへの距離延長も他馬へのアドバンテージとなるだけに、
不運な2桁着順続きですっかり人気ガタ落ちとなったここは
是が非でも狙い撃ちたい穴馬。
△13ドゥーラの前走・桜花賞は、
不利もあって競馬にならなかった前々走のチューリップ賞に続いて
イン・先行有利な特殊馬場に泣かされており、
なかなか治らない出遅れ癖が
ここ3戦とも不発に終わってきた元凶。
本命視した阪神JFでは
最後方から馬群を縫うようにしぶとく伸びて
2着シンリョクカを僅か0.3秒差まで追い詰めているように、
今世代の牝馬の中でもトップクラスの能力を誇る逸材。
馬体・雰囲気の良さは
前走桜花賞のパドックでも全く枯れておらず、
出遅れをカバーしやすい
広い東京コースと2400mへの距離延長も魅力。
タフな札幌2歳Sを正攻法で勝ち切ったように
この舞台で求められる逞しさとしぶとさも兼ね備えており、
意欲的な勝負調教をこなして
主戦・斎藤Jとも涙のコンビ再結成を果たせた今回は
穴馬として最も面白い存在となる。
△17シンリョクカの前走・桜花賞は、
賞金不足で直前まで除外濃厚だった経緯、
4カ月ぶりの実戦と阪神への遠征も祟って
パドックからいつになく舞い上がっており、
レースでもテンにダッシュが付かず
後方馬群の外々を回る典型的な負けパターン。
更に後ろから真横を突き抜けていった
女王リバティアイランドには完敗だったものの、
最後まで怯まず伸びて6着を確保した内容は、
馬場・展開を味方に惰性で粘り込んだ2・3着馬よりも遥かに強い。
センスの良さと鋭い決め手を発揮して
新馬戦を楽勝した東京コースは本馬の脚質に合っており、
輸送距離の短い関東圏に戻って
ひと叩きされた上積みとガス抜きも見込める今回は
類まれな勝負根性とポテンシャルの高さが
改めてクローズアップされる存在。
こちらも筋の通った良血を誇る
実績上位馬にもかかわらず、
厩舎やジョッキーが地味なだけで
不当にバカにされているだけに、
あとはパドックでの落ち着きさえ取り戻せば
更に評価を上げることも視野に入る。
△18イングランドアイズの前走・フローラSは、
オークスへの権利獲りなど二の次という
“色気ゼロ”の最後方待機策に徹したばかりか、
イン・先行有利な馬場傾向と
スローペースで全く不向きな展開だったにもかかわらず、
大外から極上の切れ味を発揮して
3着馬を0.1秒差にまで追い詰める強烈なパフォーマンス。
このオークスを勝った母ヌーヴォレコルトよりも
現時点ではかなり完成度が低く
テンションの高さもネックだが、
2000mで上記◎ハーパーに勝ち切った新馬戦以降も
クイーンC4着、フローラS4着と
絶対能力だけで底知れぬ競馬を続けてきた逸材。
目先の勝負を度外視してでも
将来を優先して競馬を教え込んできた横山和Jの“我慢”が
この大一番でいよいよ実を結ぶ可能性は高く、
1勝馬の身ながら「4分の1」の抽選を突破して
ゲートインに漕ぎ付けた強運ともども
目を離せない穴馬と言える。
△10ソーダズリングの前走・フローラSは、
直前情報でも触れた通り
勝ったゴールデンハインドともども
パドックから雰囲気の良さが目立っていただけに、
絶好位のインに潜り込んでロスなく立ち回りながら
これを最後まで捕え切れなかった内容は物足りない。
古馬になってからの完成が楽しみな好馬体の良血馬で
前2走の好内容からも上位争いに加わる資格は秘めるものの、
奥手過ぎてまだまだ完成度が低過ぎる現状と
やや過剰な人気を天秤に掛ければ、
「ヒモの1頭」程度の扱いが妥当。
△16ドゥアイズの前走・桜花賞は、
有利な内ラチ沿いを通れる内目の絶好枠を味方に
持ち前の好センスを生かして
完璧に脚を溜め切ったものの、
クイーンCに続いて上記◎ハーパーには
絶対能力の差を見せ付けられる連敗劇。
しぶとさと堅実な脚質に支えられた名バイプレーヤーだが、
G1レベルで馬券圏内にまで食い込むには
根本的な実力と決め手が足りない現状。
インを終始せこく立ち回れた前3走とは一転、
道中に大きなロスが生じる16番枠と
今回はいよいよツキにも見放されただけに、
割に合わない過剰人気も含めて
高評価はしづらい1頭。
人気9コナコーストの前走・桜花賞は、
継続騎乗して手の内に入れてきた鮫島駿Jが
イン・先行有利な馬場傾向と人気薄の立場も味方に
思い切って先手を主張するファインプレー。
しぶとさと勝負根性を身上とするだけに
直線で下記ペリファーニアと
首尾よく併せ馬になった幸運も見逃せず、
人馬ともに死力を尽くした渾身の差し返し劇で
まんまと手中に収めた2着は、
本馬の競走馬キャリアにおけるハイライトと言っていい。
それでも、好状態で復帰した3走前のエルフィンSから
押せ押せローテで馬体をどんどん減らしながら
見るからに目一杯の競馬を続けてきた蓄積ダメージは深刻であり、
今回は更なる大一番にもかかわらず
清水久厩舎らしからぬ馬なり調教しか出来ない異常事態。
前向き過ぎる気性、母譲りの短距離体型とピッチの利いた走りから
2400mへの距離延長も全くもって歓迎ではなく、
人気を背負った助っ人レーンJが
強気に勝ちに行ってしまうようなら、
あっさり馬群に沈むリスクは益々高まる。
人気6ゴールデンハインドの前走・フローラSは、
直前情報で更に評価を上げた通り
惚れ惚れするような好状態でパドックに現れ、
イン・先行有利な開幕週馬場と
人気薄の立場を生かした
スローペースでの単騎逃げもしてやったり。
何から何まで上手く運んだ割には
完成途上の上記ソーダズリングを
0.2秒差しか突き放せなかったように、
逃げ馬受難の当舞台、
しかもG1レベルの争いとなると
根本的な実力不足は明白。
凄まじい猛調教を連発して勝負仕上げだった前走を思えば
僅か中3週で迎える今回の軽め調教は拍子抜けするものであり、
パワータイプの本馬にとって
全く歓迎ではない今日の高速馬場も含め、
もはやとても馬券対象として狙える代物ではない。
○ 5 リバティアイランド
▲ 1 ラヴェル
△ 13 ドゥーラ
△ 17 シンリョクカ
△ 18 イングランドアイズ
△ 10 ソーダズリング
△ 16 ドゥアイズ
消えた馬: 2,3,4,8,9,11
・買い目の目安
3連複5-12流し- 1 13(各20%) 17 18 10 16(各15%)
良血馬が次々と消えゆく王者ノーザンF勢の頼りなさと
2歳夏からひたすら繰り返されてきた凡戦が相まって
低調なまま推移してきた今年の牝馬クラシック戦線は、
先の桜花賞で絶対女王リバティアイランド降臨という
大団円をひと先ず迎えられたものの、
例年オークスへの重要ステップとなる
忘れな草賞やフローラSからも
序列を覆せるほどの存在はついに現れず、
桜花賞組を中心とする“見飽きた勢力図”が
変わらないまま2冠目へ。
それでも、「インを通る先行馬」が断然有利だった
桜花賞当日の特異な高速馬場と
これに振り回された各陣営の悲喜こもごもは
絶対に見逃してはならないファクター。
馬場バイアスに助けられて
惰性で粘り込めたスピードタイプと
後方から展開不向きで脚を余した組を
いかに篩に掛けられるかが、
今年の桜花賞を分析する上での
最大の焦点となる。
例年全ての馬が未知の2400mを走らされ
落ち着いた気性とスムーズな折り合いが結果に直結する
過酷なオークスの舞台は、
近年の馬場の高速化傾向も相まって
差し馬天国を築き上げており、
今年も「直線で最後まで脚を伸ばせる馬」を
いかに見つけ出せるかがテーマ。
桜花賞でため息が出るほど強かった
絶対女王○5リバティアイランドには一目置くとしても、
早くからこのオークスを目標に
着々と地力を強化してきた◎12ハーパーなら
長距離に強い友道厩舎とルメールJの手腕も含めて
逆転にまで期待できる存在。
馬場・展開に恵まれた桜花賞でむしろ限界を露呈した
9コナコーストや14ペリファーニアといった
典型的なスピード型マイラーはバッサリ軽視し、
大混戦ムードが漂うヒモは敢えて手広く構え
人気薄差し馬勢の一発を待ち構えたいところ。
◎12ハーパーの前走・桜花賞は、
目標を先のオークスに定めた2カ月ぶりの実戦で
調教内容にお釣りを残しており、
奥手なステイヤータイプで
完成度自体もまだ低過ぎた本馬にとって試練の一戦。
持ち前の好センスを生かして
中団からスムーズにレースを運び、
4角を逆手前で回って反応が鈍かった中でも
しぶとく4着にまで伸びてきた内容は、
これまでなく良く見せたパドック状態ともども
秘めたる素質がようやく開花してきた証と言える。
長距離G1を得意とする友道厩舎らしく
終い重点を丹念に乗り込まれてきた今回は、
ひと叩きされて迎える目標の大一番とあって
反応もフットワークも明らかに前走以上。
手前変換やコーナリングは
左回りの方が断然スムーズであり、
デビュー戦から2000mの距離を選択したように
2400mへの距離延長も望むところ。
完成途上の身でクイーンCを勝ち切ったポテンシャル、
サッと好位に取り付けるダッシュ力と
馬群の中で難なく折り合える好センス、
馬体を併せてからの勝負強さと闘争心、
息の長いしぶとい末脚に加えて
この舞台に強いルメールJの手腕も心強く、
後方から追走するであろう大本命○5に
何らかの不利やアクシデントがあるようなら、
逆転戴冠を飾る目も十二分にある。
○5リバティアイランドの前走・桜花賞は、
休み明け初戦を大の得意とする中内田厩舎らしく
「これで負けたら仕方ない」と書かざるを得ない
抜群の好状態でパドックに登場。
内枠からダッシュが付かず
道中も珍しくフワフワと集中力を欠く苦しい展開だったが、
インを通る先行勢が断然有利だった特殊馬場を物ともせず
“大外を回って”“後方から”追い込んできた内容は
衝撃的としか言いようがない強さ。
これまでの見解内で詳述してきたように
こちらもまた奥手なドゥラメンテ産駒であり、
未完成で本調子にもなかったアルテミスS・阪神JFを経て
ようやく「女王」の名に相応しい中身が伴いつつある状況。
前向きなマイラータイプの育て方が上手すぎて
これまで長距離G1を苦手としてきた中内田厩舎にとっても、
他の追随を許さないトップステーブルに今後登り詰めるためには
是が非でも結果を出したいオークスの舞台。
これまでの経験と反省を生かし
敢えて終い重点の調教に終始してきた陣営の一工夫が、
盟友・川田Jの継続騎乗とともにどう結実するか、
前途洋々の同厩舎の行く末を占う意味でも
見逃せないチャレンジとなる。
▲1ラヴェルの前走・桜花賞は、
先に触れた特殊な馬場バイアス下において
大外枠から出遅れた時点で早々と終戦。
割り切って目標を先に切り替え、
厩舎所属の坂井瑠Jも
後方から急かさずにジックリと脚を溜めてくれており、
直線で前が壁になって脚を余す不利があった中でも
2着コナコーストを0.7秒差にまで詰めてきた内容は
「11着」という成績の字面よりも遥かに濃密。
4カ月ぶりをひと叩きされたこの中間は、
百戦錬磨の矢作厩舎らしく調教の負荷を強めて
絶好調だったアルテミスS時を思い起こさせる
動きと雰囲気をすっかり取り戻しており、
大外枠に泣かされ続けた前3走とは一転、
ロスなく立ち回れる最内の絶好枠にまで恵まれたビッグチャンス。
大外一気の凄まじいパフォーマンスで
上記リバティアイランドに唯一土を付けた東京コースは、
極上の瞬発力を存分に生かせるベストの舞台。
折り合いに不安がない好センスの持ち主で
2400mへの距離延長も他馬へのアドバンテージとなるだけに、
不運な2桁着順続きですっかり人気ガタ落ちとなったここは
是が非でも狙い撃ちたい穴馬。
△13ドゥーラの前走・桜花賞は、
不利もあって競馬にならなかった前々走のチューリップ賞に続いて
イン・先行有利な特殊馬場に泣かされており、
なかなか治らない出遅れ癖が
ここ3戦とも不発に終わってきた元凶。
本命視した阪神JFでは
最後方から馬群を縫うようにしぶとく伸びて
2着シンリョクカを僅か0.3秒差まで追い詰めているように、
今世代の牝馬の中でもトップクラスの能力を誇る逸材。
馬体・雰囲気の良さは
前走桜花賞のパドックでも全く枯れておらず、
出遅れをカバーしやすい
広い東京コースと2400mへの距離延長も魅力。
タフな札幌2歳Sを正攻法で勝ち切ったように
この舞台で求められる逞しさとしぶとさも兼ね備えており、
意欲的な勝負調教をこなして
主戦・斎藤Jとも涙のコンビ再結成を果たせた今回は
穴馬として最も面白い存在となる。
△17シンリョクカの前走・桜花賞は、
賞金不足で直前まで除外濃厚だった経緯、
4カ月ぶりの実戦と阪神への遠征も祟って
パドックからいつになく舞い上がっており、
レースでもテンにダッシュが付かず
後方馬群の外々を回る典型的な負けパターン。
更に後ろから真横を突き抜けていった
女王リバティアイランドには完敗だったものの、
最後まで怯まず伸びて6着を確保した内容は、
馬場・展開を味方に惰性で粘り込んだ2・3着馬よりも遥かに強い。
センスの良さと鋭い決め手を発揮して
新馬戦を楽勝した東京コースは本馬の脚質に合っており、
輸送距離の短い関東圏に戻って
ひと叩きされた上積みとガス抜きも見込める今回は
類まれな勝負根性とポテンシャルの高さが
改めてクローズアップされる存在。
こちらも筋の通った良血を誇る
実績上位馬にもかかわらず、
厩舎やジョッキーが地味なだけで
不当にバカにされているだけに、
あとはパドックでの落ち着きさえ取り戻せば
更に評価を上げることも視野に入る。
△18イングランドアイズの前走・フローラSは、
オークスへの権利獲りなど二の次という
“色気ゼロ”の最後方待機策に徹したばかりか、
イン・先行有利な馬場傾向と
スローペースで全く不向きな展開だったにもかかわらず、
大外から極上の切れ味を発揮して
3着馬を0.1秒差にまで追い詰める強烈なパフォーマンス。
このオークスを勝った母ヌーヴォレコルトよりも
現時点ではかなり完成度が低く
テンションの高さもネックだが、
2000mで上記◎ハーパーに勝ち切った新馬戦以降も
クイーンC4着、フローラS4着と
絶対能力だけで底知れぬ競馬を続けてきた逸材。
目先の勝負を度外視してでも
将来を優先して競馬を教え込んできた横山和Jの“我慢”が
この大一番でいよいよ実を結ぶ可能性は高く、
1勝馬の身ながら「4分の1」の抽選を突破して
ゲートインに漕ぎ付けた強運ともども
目を離せない穴馬と言える。
△10ソーダズリングの前走・フローラSは、
直前情報でも触れた通り
勝ったゴールデンハインドともども
パドックから雰囲気の良さが目立っていただけに、
絶好位のインに潜り込んでロスなく立ち回りながら
これを最後まで捕え切れなかった内容は物足りない。
古馬になってからの完成が楽しみな好馬体の良血馬で
前2走の好内容からも上位争いに加わる資格は秘めるものの、
奥手過ぎてまだまだ完成度が低過ぎる現状と
やや過剰な人気を天秤に掛ければ、
「ヒモの1頭」程度の扱いが妥当。
△16ドゥアイズの前走・桜花賞は、
有利な内ラチ沿いを通れる内目の絶好枠を味方に
持ち前の好センスを生かして
完璧に脚を溜め切ったものの、
クイーンCに続いて上記◎ハーパーには
絶対能力の差を見せ付けられる連敗劇。
しぶとさと堅実な脚質に支えられた名バイプレーヤーだが、
G1レベルで馬券圏内にまで食い込むには
根本的な実力と決め手が足りない現状。
インを終始せこく立ち回れた前3走とは一転、
道中に大きなロスが生じる16番枠と
今回はいよいよツキにも見放されただけに、
割に合わない過剰人気も含めて
高評価はしづらい1頭。
人気9コナコーストの前走・桜花賞は、
継続騎乗して手の内に入れてきた鮫島駿Jが
イン・先行有利な馬場傾向と人気薄の立場も味方に
思い切って先手を主張するファインプレー。
しぶとさと勝負根性を身上とするだけに
直線で下記ペリファーニアと
首尾よく併せ馬になった幸運も見逃せず、
人馬ともに死力を尽くした渾身の差し返し劇で
まんまと手中に収めた2着は、
本馬の競走馬キャリアにおけるハイライトと言っていい。
それでも、好状態で復帰した3走前のエルフィンSから
押せ押せローテで馬体をどんどん減らしながら
見るからに目一杯の競馬を続けてきた蓄積ダメージは深刻であり、
今回は更なる大一番にもかかわらず
清水久厩舎らしからぬ馬なり調教しか出来ない異常事態。
前向き過ぎる気性、母譲りの短距離体型とピッチの利いた走りから
2400mへの距離延長も全くもって歓迎ではなく、
人気を背負った助っ人レーンJが
強気に勝ちに行ってしまうようなら、
あっさり馬群に沈むリスクは益々高まる。
人気6ゴールデンハインドの前走・フローラSは、
直前情報で更に評価を上げた通り
惚れ惚れするような好状態でパドックに現れ、
イン・先行有利な開幕週馬場と
人気薄の立場を生かした
スローペースでの単騎逃げもしてやったり。
何から何まで上手く運んだ割には
完成途上の上記ソーダズリングを
0.2秒差しか突き放せなかったように、
逃げ馬受難の当舞台、
しかもG1レベルの争いとなると
根本的な実力不足は明白。
凄まじい猛調教を連発して勝負仕上げだった前走を思えば
僅か中3週で迎える今回の軽め調教は拍子抜けするものであり、
パワータイプの本馬にとって
全く歓迎ではない今日の高速馬場も含め、
もはやとても馬券対象として狙える代物ではない。
直前予想メール(パドック確認後に配信)
12は引き続きチークピーシズ着用で集中力と素軽さを保ちながら馬体も程よく回復しており、全くもって不安のない好状態。
5は前走よりややテンションが高いものの、好馬体と素軽い歩様はキープ。自分の力は問題なく発揮できる。
1は相変わらず細身・非力だが復調ムードを感じさせる好状態。あとは最内枠からソツなく折り合いに専念できれば。
13は一連の好気配・好馬体をキープしており、今日も自分の力は出せる状態。展開待ち。
17は落ち着きと馬体の張りを取り戻し、前走時とは見違えるほどの好状態。折り合って脚を溜められれば。
18は相変わらずテンション高めだが、本馬としてはマシな部類。好馬体と素軽い歩様をキープしており、展開が嵌れば十分に好走可能。
10は特に大きな上積みこそないが、前走時の好状態をキープ。
16は8kg増やしてシルエットが良くなり、集中力と素軽さのある好状態。
人気の9は軽め調教でなんとか馬体をキープしてきたものの、前走時より歩様が硬めで上積みまでは見込めない。
人気の6は好馬体・好気配をキープしているものの、前走時ほどの迫力はない。相手関係も大幅強化して苦しい戦いとなる。
12・5を中心にヒモ荒れ狙いで。
12は引き続きチークピーシズ着用で集中力と素軽さを保ちながら馬体も程よく回復しており、全くもって不安のない好状態。
5は前走よりややテンションが高いものの、好馬体と素軽い歩様はキープ。自分の力は問題なく発揮できる。
1は相変わらず細身・非力だが復調ムードを感じさせる好状態。あとは最内枠からソツなく折り合いに専念できれば。
13は一連の好気配・好馬体をキープしており、今日も自分の力は出せる状態。展開待ち。
17は落ち着きと馬体の張りを取り戻し、前走時とは見違えるほどの好状態。折り合って脚を溜められれば。
18は相変わらずテンション高めだが、本馬としてはマシな部類。好馬体と素軽い歩様をキープしており、展開が嵌れば十分に好走可能。
10は特に大きな上積みこそないが、前走時の好状態をキープ。
16は8kg増やしてシルエットが良くなり、集中力と素軽さのある好状態。
人気の9は軽め調教でなんとか馬体をキープしてきたものの、前走時より歩様が硬めで上積みまでは見込めない。
人気の6は好馬体・好気配をキープしているものの、前走時ほどの迫力はない。相手関係も大幅強化して苦しい戦いとなる。
12・5を中心にヒモ荒れ狙いで。
